ある友達（以下Y）から

「ダチ」になろう！

と言われました。


最初は当然「は？俺等って友達ですらなかったの？」となりましたが、
話を聞いてみると、どうやら
「ダチ」は（あくまでYにとって）友達とは定義が違うそうです。

まぁそれも後から聞いてみると「その時考えた」だそうですが。


気になる方もいると思うので、「ダチ」とは何かというのを説明します。
まぁ、あくまで俺とYの中だけのもので、全部Yが決めたのですが笑


まず、ダチになる第一条件、大前提というものがあります。
それは「互いに、完全に心を開いていること」です。

まぁ、これだけ聞くと、言うなれば「友達の究極系」のような感じですね。



しかし、次に大事なこと、つまり第二条件があり、それは
「ダチには恋愛感情を持たない」だそう。

つまりは相手に恋愛をしたりされたりするのは嫌だということですね。
確かに、恋愛をしていない、付き合っていないからこそ気兼ねなく一緒にいられる、ということもあるでしょうね。

また、「恋は友達の延長線上」という言葉もあります。
だから、Y曰く「ダチは友達とは違う」ので、友達の延長である「恋」はありえない。
そういう捉え方もできますね。

因みに、「異性同士の場合」という注釈をつけなかったのは、「ホモ」や「バイ」であるという人は確かに存在するからです。真面目な話ですよ。
というのも、そのY自身が実は「バイ」なので。
まぁそんなこと気にする俺でもないですが。



まぁ、「ダチ」の条件、というか約束事というか、そういうものはこんな感じです。



「ダチ」のメリットというか、良いところは、
「言いたいことを何でも本音で言い合える」
ということですね。

自分が相手に心を開いていても、相手に遠慮して言えないこともあると思いますが、
この場合は、相手も心を開いてくれていて、必ず嫌われないとわかっているので、何でも言えるわけです。

何でも言い合えて、何でも打ち明けられる友達（いや、だから友達じゃないのですが）がいるというのは
ただそれだけで心が救われる、という人もいると思います。

だから、そんなことをYから言ってくれたのは本当に嬉しかったです。


暫くは慣れないと思うけど、「ダチ」として何でも話せるようになりたいと思います。



「ダチ」というのはまぁそんな感じ（だそう）です。
「ダチ同士の恋愛禁止」っていうのは、ここに書く分には蛇足な気がしますが
つまりは、「恋愛はしたくないが、何でも言い合える仲になりたい」ということなのでしょうか。

あ、因みに俺は男で、Yは女です。（実際に呼ぶときは呼び捨てじゃないです。）
なので、俺に「私のことを好きになるな」という意味で釘を刺したようです。


ま、確かに俺はYのことが好きでしたが
付き合うよりもそんな関係になることを望んでいたような気がします。